0250-25-7581

よくある質問ブログ

歯周病は歯を失う原因になる?進行すると起こること

こんにちは。

阿賀野市の歯医者、たかはし歯科クリニックです。

歯を失う原因というと、むし歯を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、歯を失う原因の一つとして注意したいのが「歯周病」です。歯周病は初期の段階では痛みなどの自覚症状が少なく、気づかないうちに進行していることがあります。歯ぐきの腫れや出血だけの問題だと思っていると、知らない間に歯を支える組織までダメージを受けてしまうこともあります。今回は、歯周病が進行するとお口の中でどのような変化が起こるのかについてご紹介します。

歯周病は歯ぐきだけの病気ではありません

歯周病は、歯と歯ぐきの境目にたまったプラークの中に存在する細菌などが原因となって起こる病気です。初期には、歯ぐきが赤くなったり、歯磨きのときに出血したりすることがあります。この段階では、歯そのものには大きな変化がないことも少なくありません。しかし、炎症が長く続くと、歯ぐきだけでなく、その内側にある歯を支える組織にも影響が及びます。歯は、歯ぐきだけで支えられているわけではありません。歯の根の周囲には歯を支える骨があり、さらに歯根膜などの組織によって歯が顎の骨に固定されています。歯周病が進行すると、こうした組織にも炎症が広がっていきます。

進行すると歯を支える骨が減っていく

歯周病が慢性化すると、歯と歯ぐきの間にある溝が深くなり、「歯周ポケット」と呼ばれる状態になります。歯周ポケットが深くなると、その中にプラークや歯石がたまりやすくなり、歯ブラシだけでは清掃しにくくなります。さらに炎症が続くことで、歯を支えている骨が少しずつ失われていくことがあります。

骨は歯を支える土台のような役割をしているため、その量が減ってしまうと、歯をしっかり支えることが難しくなります。この状態になるまで進行しても、必ずしも強い痛みが出るとは限りません。そのため、「痛くないから大丈夫」と思っていても、歯周病が進んでいる可能性があります。

歯がグラグラするのは進行のサインかも

歯周病がさらに進行すると、「以前より歯が動くようになった」と感じることがあります。歯を支えている骨が少なくなると、歯を固定する力も弱くなるためです。指や舌で触れたときに歯が動く、食事中に歯が揺れるなどの変化があれば、注意が必要です。また、歯が動くことで噛み合わせが変化し、「以前と同じように噛めない」「特定の歯に力がかかる」「硬いものが噛みにくい」といった症状が出ることもあります。歯がグラグラしてから受診するのではなく、歯ぐきの出血や腫れなど、より早い段階で異変に気づくことが大切です。

歯周病が原因で歯を失うこともあります

歯周病によって歯を支える骨が大きく失われると、最終的に歯を支えきれなくなり、抜歯が必要になるケースがあります。また、歯が大きく揺れるようになると、食事がしづらくなったり、歯磨きが十分にできなくなったりすることもあります。歯周病によって一度失われた骨を元の状態まで戻すことは簡単ではありません。そのため、「歯が揺れてきたから治療する」のではなく、できるだけ早い段階から歯周病の進行を抑えることが重要です。

歯周病は自覚症状が少ないうちにチェック

歯周病の厄介なところは、症状がほとんどないまま進行することがある点です。「歯磨きすると少し血が出る」「歯ぐきが腫れることがある」といった変化を、年齢によるものや一時的なものだと思って放置していないでしょうか。歯ぐきからの出血は、歯ぐきに炎症が起きているサインの一つです。また、口臭が気になる、歯ぐきが以前より下がったように感じる、歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなったなども、お口の状態を確認するきっかけになります。ただし、自覚症状だけでは歯周病の進行度を判断できません。歯科医院では、歯周ポケットの深さを測定したり、歯の揺れを確認したり、必要に応じてレントゲンで骨の状態を調べたりします。

歯を残すためには早めの対応が大切

歯周病は、進行してしまってから元の状態に戻すことが難しい病気です。そのため、治療では炎症の原因となるプラークや歯石を取り除き、歯ぐきの状態を整えながら、これ以上進行させないことを目指します。毎日の歯磨きはもちろん、歯ブラシだけでは取り除きにくい歯と歯の間の汚れには、デンタルフロスや歯間ブラシなどを取り入れることも大切です。さらに、歯科医院で定期的にお口の状態を確認してもらうことで、自分では気づきにくい変化を早期に発見できる可能性があります。

まとめ

歯周病は、歯ぐきの腫れや出血だけにとどまらず、進行すると歯を支える骨にまで影響することがあります。歯がグラグラする、噛みにくいといった症状が出ている場合には、すでに歯周病が進行している可能性もあります。歯周病から大切な歯を守るためには、症状が強くなる前に状態を確認し、適切なケアを続けることが重要です。「最近歯ぐきから血が出る」「歯が以前より動く気がする」など、少しでも気になる変化がある方は、そのままにせず一度当院でチェックしてみませんか?

☝️ご質問などは、たかはし歯科クリニックまでお気軽にお尋ねください☝️