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よくある質問ブログ

口臭予防にも感染予防にも効果的な正しい舌磨き

近年はオーラルケアなどニオイに対する意識が高まっていると言えます。

そのため、口の中のケアの一環として、舌磨きを行っている人も多いでしょう。

舌に付着する白い汚れは、「舌苔(ぜったい)」と呼びます。過剰に付着すると、不快な臭いのするガスを放出 するため、口臭の原因となってしまいます。また、さらにひどくなると、味覚障害を引き起こす可能性があるた め、適切な舌磨きで過剰な舌苔を除去する必要があります。 

そして、この舌苔はプラークと同じ細菌の塊。舌苔の蓄積によってさまざまな細菌が増殖すると、虫歯や歯周 病、口内炎などの原因 になります。舌磨きで舌苔を取り除き、細菌の増殖を抑えることは、インフルエンザや 風邪などの感染症対策にもつながります。 

舌磨きは、専用のブラシである「舌ブラシ」を使う方法、歯ブラシを使用 する方法、綿棒を使う方法が主に挙げられます。強くこすりすぎると、 逆効果になりかねないため、やさしく行うことが大切です。また、どの 方法であっても、口内炎など舌に何らかの潰瘍・傷がある場合には、 舌のケアを行うのはやめてください。舌に負担をかけずに行うことが重要です。 

舌磨きを行うタイミングと注意点 

◆ 起床時など1日1回のケアで十分 口臭が気になると何度も舌磨きをしたくなるかもしれませんが、 舌への負担を軽減する為にも、1日1回が望ましいでしょう。


◆ 歯磨きの前に舌磨き 舌磨きをしてから歯磨きをするようにしましょう。歯磨きをし た後に舌磨きをすると、口臭改善どころか、逆効果になりかね ないとされています。 

舌磨きのコツ> 

◆ 鏡を見ながら磨く 舌を出して、奥の方まで汚れの付き方を確認します。舌苔があ る部分に舌ブラシが当たるよう、鏡を見ながら舌磨きをする。

◆ 奥から手前に向かって磨く 汚れを奥に押し込まないよう、舌の奥から手前に向かってやさ しく動かしましょう。ブラシを当てる位置が奥すぎると、嘔吐 反射が出やすくなる原因につながります。嘔吐反射が起こりや すい場合には、舌磨きをする際に数秒間息を止めると嘔吐反射 が起こりにくくなります。
また、ゴシゴシと力を入れて磨いてしまうと、舌の表面にある味蕾(みらい)という味を感じる器官を傷つけてしまい、味覚障害を引き起こすこともあるので、 ゆっくり優しく行うことが大切です。


◆ ブラシについた汚れを落とす ブラシに付着した汚れを水道水で落としてから、もう一度清掃 を行います。ブラシの汚れの付き方を確認し、汚れがあまり付 かなくなってきたら舌磨きを終了します。 

たかはし歯科クリニックでは、舌ブラシのお取り扱いもしております。ご質問はお気軽にスタッフまでお声がけください。