噛み合わせと全身の健康の関係
・左右のバランスを崩すと…
噛み合わせが悪いと、食べ物を噛んだり、口を開閉したりする時の左右のバランスが悪くなります。
バランスが悪くなることによって、重い頭を支えることが大変になります。
それが肩や腰などに負担がかかる原因になり、肩こりや腰痛などの症状として現れることがあります。
・全身の骨格のバランスへの影響
全身の骨格にも乱れが生じ、脊椎、股関節にも影響が出てくるため、腰や膝などの関節の痛みに繋がります。
・骨格から筋肉に負担がかかる
骨格などのバランスがズレると、そのバランスの崩れをカバーしようと筋肉に負担がかかるようになり、
痛みなどが生じることもあります。
つまり…噛み合わせが悪いと脳への血流のバランスが偏る、または頭の重心がズレて脊髄がゆがみ、神経を圧迫し、それが目や鼻、耳などの知覚機能に影響が現れたり、腕や足などの運動機能にも影響が現れるようです。
めまいや耳鳴り、鼻づまりなどの症状があれば、噛み合わせが原因かもしれません。
<噛み合わせが悪いと引き起こされる症状>
・肩こり ・気鬱
・腰痛 ・歯の磨耗、破折
・歯ぎしり、食いしばり ・不安、イライラ
・歯周病 ・頭痛
・めまい ・顎関節症
・歯頚部(歯の根元)の欠損
<噛み合わせを悪化させない予防法>
①姿勢に気をつけましょう
姿勢と噛み合わせは、それぞれが影響を受け合います。
②悪癖を正して
舌の位置が悪い、爪を噛む、頰づえをつくなどの悪い癖があれば、それが歯並びを悪化させる原因になります。
③左右のバランスを意識
咀嚼するとき、何か荷物を持つときなど、左右のバランスを気にするようにしてみましょう。
身体のバランスはとても大事です。
④ストレッチやマッサージを受ける
筋肉が緊張しがちな部位は、ストレッチやマッサージでほぐしてみましょう。
筋肉のバランスが崩れないように気をつけながら、耳、顎の周り、肩や上背をもみほぐします。
⑤矯正、被せ物などで噛み合わせを治す
噛み合わせの悪影響を全身に広めないためには、噛み合わせ自体を整えることが大切です。
歯並び、噛み合わせは当院で治療できます。
ご質問、お問い合わせは、たかはし歯科クリニックまでお気軽にどうぞ