むし歯治療の新常識 当院が大切にしている3つのこと
こんにちは。
阿賀野市の歯医者、たかはし歯科クリニックです。
むし歯治療に対して「痛い」「怖い」「つらい」といったネガティブなイメージを持つ方は、少なくありません。そのような患者さんの不安を少しでも和らげ質の高い治療を提供するために、当院ではむし歯治療において3つの柱を大切にしています。
今回は、当院が大切にしているむし歯治療での取り組みについて解説します。
痛みの少ない治療への取り組み
むし歯の治療に対する不安や恐怖は、多くの患者さんが感じるものです。当院では、できる限り痛みを感じずにリラックスして治療を受けていただくことを重視しています。歯科治療に対して過去に「痛かった」「怖かった」という経験をお持ちの方にも安心して通っていただけるよう、丁寧な説明と声かけを行い、小さなお子様から大人の方まで快適な治療環境を整えております。
・笑気麻酔によるリラックス治療
当院では、笑気吸入鎮静法を導入しています。笑気ガスを吸入すると、心身がリラックスした状態になり、歯科治療に対する恐怖感や緊張感が軽減されます。意識は保たれたまま穏やかな気分になるため、特に歯科治療に対する恐怖心が強い方や、お子さまにも安心して使用できる非常に安全な鎮静法です。「歯医者が怖い」「治療中に緊張してしまう」という方には、ぜひ一度体験していただきたい方法です。
・痛くない麻酔のための工夫
むし歯治療で避けて通れないのが局所麻酔ですが、当院ではその麻酔自体の痛みをできる限り抑えるために、以下のような対策を行っています。
●表面麻酔の使用
麻酔針を刺す前に、歯肉の表面に麻酔の軟膏を塗布し、感覚を鈍らせてから注射を行います。これにより、針のチクッとした痛みを感じにくくなります。
●電動注射器(オーラスター)の導入
麻酔液を注入する際に痛みを感じる原因のひとつは、薬液が急に流れ込む圧力です。当院では、電動注射器を使って一定のスピードでゆっくりと麻酔を注入することで、不快感を極力軽減して処置を進めることができます。
これらの工夫により、痛みに配慮した快適なむし歯治療を実現しています。
必要最小限の切削を目指して
「むし歯治療=歯を削るもの」というイメージがあるかもしれませんが、私たちはできるだけ健康な歯質を残す治療を心がけています。
・マイクロスコープや拡大鏡の活用
当院では、拡大鏡やマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を活用しながら治療を行っています。肉眼では見えにくい部分まで確認できるため、むし歯の取り残しを防ぎながらも、必要最小限の切削で済ませることが可能になります。
・う蝕検知液で感染部分を明確に
う蝕検知液とは、むし歯に感染した部分を赤く染め出す薬剤です。これを使うことで、感染部分だけを正確に取り除き、健康な歯を削らずに済む治療が可能になります。また、使用する切削器具も豊富に取り揃えており、歯の状態に応じて適切な器具を選び、丁寧に治療を行っています。
iTero5Dを活用した精密なむし歯診断
むし歯を早期に発見・治療するためには、正確な診断が不可欠です。当院では最新の口腔内スキャナー「iTero(アイテロ)5D」を導入しています。
・近赤外線(NIRI)によるむし歯検知
iTero5Dには、NIRI(近赤外線イメージング)という特殊な機能が搭載されており、これを使うことでレントゲンでは見えづらい歯と歯の間のむし歯まで高精度に検知することが可能になります。特に、歯と歯の間にできるむし歯は発見が遅れやすく、進行してから気づかれることも多いため、この技術は非常に有効です。
・視診・レントゲンと併用することで診断精度アップ
iTero5Dは従来の視診やレントゲン診断と組み合わせて使用することで、より正確で見落としのないむし歯診断を実現します。診断の精度が上がることで、早期発見・早期治療が可能となり、歯を守ることにつながります。
まとめ
当院では、むし歯治療において以下の3つを大切にしています。
1.痛みの少ない治療
2.必要最小限の切削
3.iTero5Dによる精密な診断
これらはすべて、「患者さんが安心して治療を受けられる環境」と「できるだけ歯を長持ちさせるための治療」を目指しているからこその取り組みです。「むし歯治療が不安」「歯医者が怖い」という方も、ぜひ一度当院へご相談ください。あなたの不安に寄り添い、安心して通える歯科医院として全力でサポートいたします。
☝️ご質問などは、たかはし歯科クリニックまでお気軽にお尋ねください☝️