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よくある質問ブログ

知っていますか?口腔がん(舌癌)のこと

口の中にできたがんのことを、総じて口腔がんといいますが、舌癌とは一般的に、舌の前方2/3(口を大きく開けたときに見える範囲)に生じたがんのことを指します

すべてのがんに対する口腔がんの割合は1~3%ですが、口腔がんのうち舌癌の占める割合は約40%です。

患者さんの割合は女性に比べ男性が比較的に多く、喫煙も原因に関連があるといわれています。

50歳~70歳代に発症することが多いですが、20~30歳でも発症することがあります。

また口腔がんの中でも舌癌は特にリンパ節に転移を起こしやすいがんなので注意が必要です

舌癌は、鏡を使って患部を自分で見ることができるがんです。

舌の両脇の部分にできることが多く、舌の先 端や表面の中央部分ではあまりみられません。

舌の裏側などの見えにくい場所にできることもあります。

~ 舌癌の症状 ~

・ しこりがある(触ると硬い)

・ 舌の粘膜に色の変化が見られる(白い、赤いなど)

・ 舌粘膜のただれや口内炎のような症状ができてから2週間以上続く

■ しびれや麻痺がある

■ 味覚障害がおきる

■ 少しの刺激で痛むことがある

■ 舌を動かしにくくなる

■ 出血が持続する

■ 口臭が強くなる

※・は比較的初期でも起こる症状で、■はかなり進行してから起きる症状です。

舌の口内炎と舌癌の違い

口内炎は、口の粘膜における炎症の総称で、口の中のトラブル の一つです。

口内炎のできる原因は免疫力低下、細菌、 傷などで、舌だけではなく、唇や頬の内側、 歯茎など、口腔内のどこでもできます。

口内炎は何もしなくても痛かったり、何かが 触った時に痛みが出ますが、舌癌はよほど 大きくならないと通常は痛みが出ません。

これらの機能を守るためにも、舌癌は早期発見・早期治療が重要だと言われています。

なかなか治らない口内炎がある、舌に痛みや違和感がある、舌の一部が白い・赤いなど、気になる症状があれば、いつでも私たちたかはし歯科クリニックに相談してください。