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よくある質問ブログ

歯周病予防に効果的なブラッシング法を復習しましょう

歯周病を予防するには、歯垢(プラーク)を減らす「プラークコントロール」が必要となります。

プラークコントロールには自宅でのセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアがあり、どちらも大切です。

つまり歯科医院でどれだけ歯垢を除去しても、自宅でしっかりブラッシングしなければ、歯周病は予防できません。

プラーク(歯垢)のつきやすいところは特に注意してみがきましょう

歯と歯の間」、「歯と歯肉の境目」、「かみ合せの面」はプラークがつきやすいところです。

これらの部位に歯ブラシの毛先が届くように意識してみがきましょう。また、歯と歯の間の歯垢は歯間清掃用具 (デンタルフロス、歯間ブラシ)も併用すると効果的に歯垢を除去することができるので、活用しましょう。

長く時間をかけて磨いたとしても歯ブラシが当たっていない場所があれば その場所は磨けていないことになります。

そのため、時間をかけることより大切なのは順番を決めることです

つい前歯から、奥歯からと磨きやすい場所から磨き始めてしまいますが順番を決めましょう。

右利きの人は、右からの動きが良いとされています。 左利きの人は左からと順番を決めると磨き残しがなくなります。 必ず、この順番ということではありませんが 自分自身で覚えやすく手を動かしやすい順番を決めてください。

<ブラッシングのポイント>

歯みがきには「毛先の当て方」、みがく時の「力加減」、「動かし方」の3つのポイントがあります。この3つのポイントを意識しながらみがきま しょう。1ヶ所20回以上みがくようにしましょう。 

<ブラッシング法>

・歯の表面を磨くときは、歯ブラシを歯に対して直角に当てて小刻みに動かして磨きましょう。

・ 歯と歯の間を磨くときは、歯ブラシを横にして磨き続けるだけではなく、縦にして動かすことで磨き残しが少なくなります。歯と歯の間は磨きにくい部分なので、デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用しましょう。

・ 歯と歯茎の境目(歯周ポケット)を磨くときは、歯ブラシを斜め45度にし、毛先を軽く入り込ませるように磨きます。丁寧に優しく磨くのがポイントです。

※バス法→歯と歯ぐきの境目に45度の角度で歯 ブラシの毛先を当て、左右に小刻みに ブラッシング。

歯垢の除去と歯ぐきのマッサージ効果がある。

※スクラビング法 →歯の面に歯ブラシの毛先を0度の角度で当て、左右に小刻みにブラッシング。

奥歯の裏側や嚙み合わせ面の歯垢の除去に適している。

ご質問などは、たかはし歯科クリニックのスタッフまでお気軽にどうぞ。