お知らせ
ジュースの飲み方を工夫しよう
たかはし歯科クリニック管理栄養士の佐藤紬です
今回のテーマは
ジュースの量が少なくても大満足!
今回はお子さんの大好きな「ジュース」についてお話したいと思います。
歯科として「飲み物は砂糖が多く含まれているジュースではなく、水かお茶を飲ませてください!」と言いたいところですが、やはり難しいご家庭もあるかと思います。
「ジュースが欲しい」と言って困っているおうちの方にちょっとした工夫でできるお子さんの虫歯予防についてです。
①お口の中の菌が糖を摂取する
②糖を分解してプラークを作る
③菌が繁殖し酸を作る
④酸が歯を溶かしむし歯になる
このようなメカニズムで糖から虫歯になってしまいます。
ジュースにはむし歯菌の餌となる糖が含まれているにはご存じですよね?
「液量保存の実験」によると2歳〜7歳の子は同じコップに同じ量の液体が入っていれば量が同じだと分かります。
しかし、
細長いコップに入れてあげると、ジュースの高さが高くなった分だけ量も増えたと思うのです。
つまり、子どもは細長いコップの方がたくさん入っていると思ってしまうのです。
さらに!
氷を加えるとジュースの量が少なくても、たくさん入っているように見えるので満足感も高まりますよね。
ジュースを細長いコップに入れ、さらに氷を入れてあげると実際のジュースの量は少ないまま
満足感はありつつ
お口に入る糖の量を抑えることで虫歯を予防することができます。
是非実践してみてください!
これからも出来ることから工夫して、子どもの歯を守っていきましょう。